
mimacul studies vol.3
LGBTQ勉強会+京都でパートナーと暮らすこと
[日時]2021年4月25日(日)13:00〜16:30 ※12:30より受付開始
[会場]男女共同参画センター ウイングス京都 2F ビデオシアター
[ご予約]こちらのフォームよりご予約いただけます。
[お問合せ]nmicacimn@gmail.com
[ゲストスピーカー]
和田華子
俳優。1988 年生まれ、青森県十和田市出身。京都造形芸術大学舞台芸術学科にて演技の基礎を学ぶ。卒業後、フリーランスで多くの舞台作品に参加。これまでに平田オリザ、松本雄吉、松田正隆、神里雄大、西尾佳織、オノマリコ、山田百次、舘そらみ、松村翔子、中村大地らの作品に出演。2019 年より、青年団俳優部所属。
Twitter アカウント:@tsubaki_tsubomi
バエナ・ルピアネス・マリア・デル・カルメン
1993 年生まれ、スペイン マラガ出身。
コミックの翻訳に関連する研究、記事等を発表し、マラガ大学と京都大学で最初の学術交流を組織する。 2018 年Sinergias Servicios Editoriales のショートストーリーコンテストのファイナリストとなり『Solo era yo』が「Antología de Relatos:Sinergias」に掲載される。 同年小説『Touching the Stars』をEdiciones Tregolam より出版。2019 年にEdiciones del Genal によってMaria Lupiáñez という仮名で再出版される。フランスとイギリスでの生活を経て、現在語学教師およびフリーランス翻訳者として日本で暮らす。
この企画は昨年4月に予定していたものですが、2度の延期を経て1年越しの春、ようやく開催します。俳優の和田華子さんは一昨年からLGBTQ 勉強会を個人で始められました。私はそれをSNSで知りました。普段は関東を中心に活動されていますが、ぜひ関西でも開催してほしいと今回ゲストスピーカーとしmimacul studiesお招きします。
延期しているあいだに、京都市では昨年9月からパートナーシップ宣誓制度が導入されました。その流れを受け、昨年から京都で同性のパートナーと暮らし始めたバエナ・ルピアネス・マリア・デル・カルメンさんをお招きし、当事者としての立場からこの制度について感じるところをお話しいただきます。また数カ国での生活を経て、現在日本で暮らすマリアさんに、他国でのLGBTQをめぐる状況についても伺います。
「寛容な心より、浅くてもいいから正しい知識を」これは和田さんの言葉ですが、現状を変えるためにはまず知ることからだと思います。
LGBTQ に限らず、相手を傷つけるつもりなく行った言動に相手が傷つくということはどんな場面でも起こり得ます。そのボーダーラインは明確な線ではなく、常に対面する相手によって相互にそれを慮る必要があります。これから必要とされる知性とはそれができることではないかと最近特に感じます。ぜひご参加ください。

mimacul studies vol.2
コンテンポラリーブッキョー
[日時]2020年6月27日(土)14:00〜16:00
[会場]Space bubu
[参加費]2000円
[ご予約]こちらのフォームよりご予約いただけます。
[お問合せ]nmicacimn@gmail.com
mimacul studies vol.2は高野山真言宗の僧侶でありダンサーである滝山隆心(たきやまりゅうしん)さんをお迎えして、真言密教と身体についてレクチャーいただきます。
一般の人々に向けて説かれた教えを(顕な教え)顕教というのに対し、密教は真理そのものが説かれたもので、教義や作法に神秘的な要素が多く、段階を経ないと公開されない部分が多いことからそのように呼ばれます。ですがもちろん怪しいものではありません!
今回のスタディーズは密教についてのレクチャーと対話、そして体を動かしながら行います。隆心さんが普段実践されている身体を確認するためのトレーニングと、それを導入にアレンジを一切加えないオリジナルの密教の修行法も体験していただけます。六感で認識できる様々な事柄を自由に繋げていく融合の感覚、表現者としての仏教的な楽しみ方、さらに突っ込んだ「表現からの解脱」について伺い、体感するコンテンポラリーブッキョーな機会です。
表現活動に関わる方、密教に興味がある方、どなたでもご参加いただけます。
なお開催に際して、新型コロナウイルス感染予防のため消毒、換気、過密にならない人数制限等の対策を講じて行います。

[ゲストスピーカー]
滝山隆心(僧侶/ダンサー)
高野山真言宗、常喜院住職(奈良県高取町)。高野山宗教舞踊、準師範。1980年生まれ。東京都出身。東京学芸大学 初等教育社会専修、京都造形芸術大学 舞台芸術学科卒業。house、be-bopダンスに依る音楽との即興セッションをきっかけに、フリースタイルな身体表現に依る即興ダンスに深い興味を持つ。和歌山県高野山にてコンテンポラリーダンスの公演活動。現在は密教の修行法に完全に傾倒している。
https://www.koyasan-dance.com
2020年4月18日に開催を予定しておりました、「俳優 劇作家 演出家に向けたLGBTQ勉強会」は開催を延期することに致しました。状況が落ち着きましたら改めて日程をお伝えいたします。予定してくださっていた方々には申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
mimacul studies vol.1
俳優 劇作家 演出家に向けたLGBTQ勉強会
[日時]2020年4月18日(土)13:30〜16:30
[会場]男女共同参画センター ウイングス京都 2Fセミナー室B
[ご予約]こちらのフォームよりご予約いただけます。
[お問合せ]nmicacimn@gmail.com
[ゲストスピーカー]和田華子(俳優)
俳優。1988年生まれ、青森県出身。FtM トランスジェンダー。京都造形芸術大学舞台芸術学科にて演技の基礎を学ぶ。 卒業後、フリーランスで多くの舞台作品に参加。これまでに松本雄吉、松田正隆、神里雄大、西尾香織、山田百次、舘そらみ、オノマリコ、平田オリザらの作品に出演。2019年より、青年団俳優部所属。 Twitterアカウント@tsubaki_tsubomi
和田華子さんは昨年から『俳優 劇作家 演出家に向けたLGBTQ勉強会』を個人で始められ、私はそれをSNSで知りました。普段は関東を中心に活動されていますが、ぜひ関西でも開催してほしいと、今回ゲストスピーカーとして来ていただくことになりました。
内容としては、LGBTQに関する基礎知識、演劇、映画、ドラマの表現方法について、また稽古場でのことなど、和田さんが普段関わるクリエイションの現場のことを主軸にお話しいただきます。特に他者と共に身体を素材として創作を行う表現に関わる人々が、まず知ろうとすることはとても大切なのではないかと舞台芸術に関わる私自身自覚するところです。
俳優、劇作家、演出家だけでなく、その他の表現の現場に関わる方もご参加いただけます。
LGBTQのことに限らず、相手を傷つけるつもりなく行った言動に相手が傷つくということはどんな場面でも起こり得ます。そのボーダーラインは明確な線ではなく、常に対面する相手によって相互にそれを慮る必要があります。知性とはそれができることではないかと最近特に感じます。ぜひご参加ください。
mimacul 増田美佳