
上演のためのテキストを複数人で創作する企画として昨年「文体を歩く 登山編」を開催し、2024年3月に冊子を発行しました。この冊子に収録された言葉を手がかりに京町家でツアーパフォーマンス「オノゴロン」を上演します。
オノゴロン
隣に住んでるおばちゃんは今年99歳で、今もひとりで暮らしています。
近所の人はおばちゃんが今日も無事に起きてきたか、毎日のように訪ねてきます。
おばちゃんの目標はずっと暮らしたその家で死ぬことです。
99年の日々にどれくらいの言葉があっただろう。
誰にも伝えていないこと、もう本人も覚えていないことも含めて。
どこにも残らないくらいささやかな言葉をすくって、耳をすましてみる。
私たちの生に多分に含まれるなんでもないような
すべてのあったこと。













































【日時】
2024年 7月19日(金)〜 21日(日)
各日11時 / 14時 / 17時 (開演20分前より開場いたします)
【会場】
TESSEN テッセン 京都市バス「千本北大路」徒歩3分
【チケット】
前売券2500円 / 当日券3000円
【テキスト】
Ichizo Yoshioka
海山みせん
嵯峨実果子
背中す春
納屋納屋
【上演構成】
増田美佳
【振付/演出/出演】
川瀬亜衣
佐伯有香
納屋納屋
増田美佳
【音楽/出演】
Ichizo Yoshioka
【助成】(冊子制作)
アーツエイド京都
Ichizo Yoshioka
1986年 大阪生まれ青春パンク育ち。
ベーシストとしてバンド活動を行ったのち、劇団エイチエムピー・シアターカンパニーへの楽曲提供など、アンビエントミュージックを中心に作曲活動中。
https://music.apple.com/jp/artist/ichizo-yoshioka/1713730352?ls
海山みせん / Misen Umiyama
辰年、蠍座。
デッサン・クロッキーモデルをする時に“みせん“を名乗る。アトリエの先生が私を紹介して下さる際「海千山千、、、」と振って、私が「、、、みせんです。」というくだりがあり、それを源氏名に拝借する。*海に千年、山に千年住み着いた蛇は龍(りゅう)になるという中国の言い伝えがあるそう。活動というほどのことは行なっておらず、生命活動だけで充分ままならず、せわしい。
嵯峨実果子 / Mikako Saga
詩人、文筆家。
現代詩、エッセイ、ウェブマガジンCLASSROOMMagにてコラムを連載の執筆などを経て2018年春から俳句を始める。
また『パラピリオの森』(舞鶴赤レンガ配水池)『Kawalala-rapsody』(豊岡市街地)などツアーパフォーマンスのためのテキスト執筆なども行う。『ミことば』で平成27年度第33回世田谷文学賞 詩部門受賞。301句会所属。
納屋納屋 / Nayanaya
2018年、舞台「納屋は納屋でも開かない納屋だ」を上演、活動を始める。
しばらくなにもしていなかったのち2023年から活動再開。現在はmimacul「文体を歩く 登山編」メンバー、プロジェクト「遊歩場」メンバー。「遊歩場」では京都の木屋町二条の庭園にある高瀬川源流から十条で高瀬川が鴨川に合流するまで川とともに歩き、土手で話す。その流れで新作上演を現在企画中。
と「文体を歩く 登山編」の冊子のプロフィールには書いてあるのが無事に終わり、今年春に新作「ソングを書く」を上演。
背中す春 / Saynaka Suharu
詩と物語を書く。ダンサー・川瀬亜衣の文筆時名義。
2021年より、喫茶しながら即興で物語を書き読み合う「喫茶文」メンバー。2024年3月『喫茶文展示室』(Space bubu)にて、その執筆作を公開した。2024年1月、私生活に訪れた別離の時間をしたためた詩群13編を綴じた『詩集 透明な綾』を発刊。今年度内に実施予定の自主企画では、この詩集をモチーフに公演を行う。
saynakasuharu.wixsite.com/website
佐伯有香 / Yuka Saeki
幼少よりバレエを踊る。高校生の頃に欧陽菲菲似のバレエ講師と出会い青天の霹靂。コンタクト・インプロヴィゼーションを学ぶため京都に足を運ぶ。2000年よりMonochrome Circusの活動へ参加。『Refined Colors』(2004)、『怪物』(2006)など代表作を踊る。ダンスユニット・双子の未亡人での活動も同時期に行う。数年ダンスのブランク期を過ごす中、身体の立ち上げとして恩恵を受けたヨガを掘り下げる時間を持つ。ヨギーインスティチュート認定YIC200資格保持。現在は京都各所でヨガクラスを展開。
川瀬亜衣 / Ai Kawase
1987年 京都市生まれ。ダンサー。
2010年、京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科 卒業。〈忘却/記録〉をテーマにした美術作品創作と並行して千日前青空ダンス倶楽部で踊り始める。2014年、国内ダンス留学@神戸2期ダンサーコース修了後、Ensemble Sonneに約1年間サブメンバーとして所属。2015年、拠点を京都に移し、様々な振付家、演出家、美術作家の作品、即興パフォーマンス等のイベントに参加。
近作に、手書きする時間で得た個人的感覚から踊る「書き文字を辿り踊る」シリーズ、文筆時名義・背中す春による詩を題材としたダンス小作品群がある。現在、自主企画でのソロダンス公演を今年度内に実施するため下拵え中
https://aikws12.wixsite.com/solosailing
増田美佳 / Mika Masuda
1983年京都生まれ。ダンサー/文筆家。
これまでに演劇、ダンス問わず様々な舞台作品に出演。2019年からmimacul(ミマカル)主宰。
主に舞台作品の企画演出も手掛ける。演劇公演『さよならあかるい尾骶骨』(作 小高知子)、ダンス公演『Katastroke』『夢の中へとその周辺』『あたたかな顔』展覧会『土に土』など。
https://mimacul.com/mikamasuda/