秋の夕食

akinoyusyoku

あら炊きの 
骨からほどける 
身をはこぶ 
箸の先端 
ふるえるゼラチン 
煮こごる夜に
空耳の
月光ソナタ 
あかあかや  
身を乗り出して 
骨からこぼれた 
我が身のゆくえ 
私も知らない 
白く濁った
目の玉すする 
塗りの汁椀 
あかあかや

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