この映画を見るまでジェイン・ジェイコブズという名前も知らなかった。 ジェイコブズはアメリカのジャーナリストでノンフィクション作家で、1961年に書かれた『アメリカの大都市の死と生』が有名な著書。ニューヨークのダウンタウン続きを読む “ドキュメンタリー映画「ジェイン・ジェイコブズ ーニューヨーク都市計画革命ー」”
投稿者アーカイブ:mimacul
演劇「忘れる日本人」
ロームシアター京都で地点の「忘れる日本人」を見た。地点の作品は地点が京都に拠点を移した10年くらい前から何本も見ている。最近は大きな劇場作品より、地点の持っている劇場であるアンダースローで上演される演目をよく見ていた。 続きを読む “演劇「忘れる日本人」”
音楽 「戸川純 Live in Kyoto 2018」
戸川純を知ったきっかけが何だったかもう覚えていない。初めて聴いたのは「空の彼方に浮かぶは雲」と衒いのない高音で始まる『諦念プシガンガ』だった。イントロでなぜかコンドルは飛んでいくが浮かぶと思っていたけれど、原曲がアンデス続きを読む “音楽 「戸川純 Live in Kyoto 2018」”
演劇「鎖骨に天使が眠っている」
大阪、地下鉄の恵美須町という駅で初めて降りた。商店街には家電量販店が数件、その隙間にジャンクショップ、ゲームショップがちらほら。賑やかな電気屋街だった気配はある。私の用事は観劇だったが、開演まで2時間もありお腹が空いてい続きを読む “演劇「鎖骨に天使が眠っている」”
映画「イマジン」
例えば色を見たことがない人に赤色を説明しようとする。 「えーと、赤というのは血の色で、だからどういう人でも体の中ってほぼ赤いんですけど、でも表面は赤じゃなくて肌色で、肌の色は人によって微妙に違ってます。体ってあったかいじ続きを読む “映画「イマジン」”
クエイ兄弟 ファントムミュージアム展
「より秘密の多い、より伝え難い、もうひとつの秩序」 人は誰でも人生のある地点で、その後の自分を方向付けてしまうような力を持った物事にいくつか出くわすけれど、私にとってそのひとつに数えられるのは、クエイ兄弟のアニメーショ続きを読む “クエイ兄弟 ファントムミュージアム展”
惑生探査記
という名のコラムをこの2年間、毎週思うままに書かせていただいておりました。なんでもない日々のこと、観たもののこと、詩が混在した読む人を困惑させる惑生探査であったかも知れず、2年目を迎えるにあたり気持ちも新たにややリニュー続きを読む “惑生探査記”
5月素描
バス停のそばで土のついた朝掘り筍がカゴに盛られている。竹の旬と書いてたけのこなのだと眺めながら、去年スーパーで買ったのはぬかで下茹でをしたのにえぐかったのを思い出した。筍はとにかく鮮度が命と聞くし、朝掘りなら大丈夫かも知続きを読む “5月素描”
いまここといつかのどこか
今年も京都で開催中のKYOTOGRAPHIE 2018のパスを買い、日々隙を見つけては会場を巡っている。 作家それぞれの作品に合わせて会場も選ばれていて、普段足を踏み入れることのない場所を訪れる楽しみもある。毎年同じ会場続きを読む “いまここといつかのどこか”
メダカの空腹
先週のコラムで書いたうちに来た4匹のメダカは、1匹睡蓮鉢から飛び出して干からび、3匹になったあとはおだやかに暮らしている。 睡蓮鉢にわいていたわりとおぞましいボウフラの群を早々に食べ尽くし、今度は他に食料があるのかどうか続きを読む “メダカの空腹”