大阪、地下鉄の恵美須町という駅で初めて降りた。商店街には家電量販店が数件、その隙間にジャンクショップ、ゲームショップがちらほら。賑やかな電気屋街だった気配はある。私の用事は観劇だったが、開演まで2時間もありお腹が空いてい続きを読む “演劇「鎖骨に天使が眠っている」”
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映画「イマジン」
例えば色を見たことがない人に赤色を説明しようとする。 「えーと、赤というのは血の色で、だからどういう人でも体の中ってほぼ赤いんですけど、でも表面は赤じゃなくて肌色で、肌の色は人によって微妙に違ってます。体ってあったかいじ続きを読む “映画「イマジン」”
クエイ兄弟 ファントムミュージアム展
「より秘密の多い、より伝え難い、もうひとつの秩序」 人は誰でも人生のある地点で、その後の自分を方向付けてしまうような力を持った物事にいくつか出くわすけれど、私にとってそのひとつに数えられるのは、クエイ兄弟のアニメーショ続きを読む “クエイ兄弟 ファントムミュージアム展”
惑生探査記
という名のコラムをこの2年間、毎週思うままに書かせていただいておりました。なんでもない日々のこと、観たもののこと、詩が混在した読む人を困惑させる惑生探査であったかも知れず、2年目を迎えるにあたり気持ちも新たにややリニュー続きを読む “惑生探査記”
5月素描
バス停のそばで土のついた朝掘り筍がカゴに盛られている。竹の旬と書いてたけのこなのだと眺めながら、去年スーパーで買ったのはぬかで下茹でをしたのにえぐかったのを思い出した。筍はとにかく鮮度が命と聞くし、朝掘りなら大丈夫かも知続きを読む “5月素描”
いまここといつかのどこか
今年も京都で開催中のKYOTOGRAPHIE 2018のパスを買い、日々隙を見つけては会場を巡っている。 作家それぞれの作品に合わせて会場も選ばれていて、普段足を踏み入れることのない場所を訪れる楽しみもある。毎年同じ会場続きを読む “いまここといつかのどこか”
メダカの空腹
先週のコラムで書いたうちに来た4匹のメダカは、1匹睡蓮鉢から飛び出して干からび、3匹になったあとはおだやかに暮らしている。 睡蓮鉢にわいていたわりとおぞましいボウフラの群を早々に食べ尽くし、今度は他に食料があるのかどうか続きを読む “メダカの空腹”
メダカの食欲
去年睡蓮鉢に植えたヒメスイレンは秋に枯れ、冬は厚く凍った水の中で生きているのか死んでいるのかわからなかったけれど、春になって葉が水面まで伸びてきた。同時に水中をせわしなく動きまわるボウフラも出てきた、と思ったら日に日に増続きを読む “メダカの食欲”
シャッター音の周辺
荒木経惟の写真モデルをしていたKaoRiさんという女性が、アラーキーとの仕事に関して黙していたことをブログで公表した。彼女は16年間ミューズのように度々登場し、写真集で見かけた切れ長な目が印象に残っている。 これまで彼女続きを読む “シャッター音の周辺”
花迷彩
迷彩にまぎれて咲く花の 奥まったにおいにくすぐられ 手元が狂って 泡立てすぎた生クリームは 帰り道を見失い 分離したきり戻らない 滑らかさの喪中 息が切れて 足が笑う そんなふうに 笑ってよ 余剰油分を皮下注入 やわらか続きを読む “花迷彩”